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  • 2018年3月23日 第20回GID学会ポスター発表内容の概要、外尿道口画像と尿線動画のページを更新しました
  • 2017年10月21日 論文に「閉塞性乾燥性亀頭炎におけるマローン法外尿道口形成術による長期成績」を追加しました
  • 2017年4月23日 手術療法へ尿道ダイレーションページを追加しました。調査協力ページ内の調査票一部訂正しました



[ 調査結果 ] 2018年3月 第20回GID学会 ポスター発表
FTMの形成尿道の尿道口と尿線についての関連調査…(2017年4月13日アメブロ参照)

ご協力有難うございました。 

このサイトについて

2016.7.26
 一部のトランスジェンダーは、ホルモン療法、手術療法などを選択しています。やむを得ず選択する治療ですが、ほぼ後戻りができないもので、身体に与える影響は大きいです。治療にあたり、戸籍の性別変更後は保険適用される範囲もありますが、一生涯続けるホルモン投与、実費負担で手術を受ける金銭的な支出も莫大なものです。
 治療を進めることでおこる、人間関係でのトラブル。ホルモン療法によって内分泌系の恒常性を大幅に変更させること。健康な身体に消えない傷を残し、組織を切除すること。医学的な治療は身体的、社会的、心理的にも、少なくない影響が及びます。
 日本では戸籍の性別訂正変更要件として、SRSによる性腺除去が必須となっており、目的としてのSRSが選択される側面もあります。メリットを考えて治療を進める当事者ですが、治療までのアクセス、手術後のフォロー体制は不透明な部分もあり、安心できる状況とは言えません。このサイトでは、治療を選択したトランスジェンダーの医療的なケア情報の提供をしていきます。治療による作用、副作用、予想される合併症を知ることは、心構えをして自分の体を守ることにもなります。当事者を支える人々も、自分の大切な人がどのような治療をしているのか、を知ることは必要でしょう。治療で迷った時や、疑問の知恵袋としても、ご活用ください